関西国際空港

Located in Japan’s second largest metropolitan area, Kansai International Airport (KIX) is an important gateway to Osaka, Kyoto and Nara, on the western side of Japan. The airport first opened in 1994 and, after 30 years of continuous operation, it was ready for a substantial makeover. Already one of the busiest and most innovative airports in Asia, handling 30 million passengers a year, Populous was engaged to redefine KIX’s entire airport passenger experience ahead of future growth and major upcoming events.

Originally designed by Renzo Piano, the airport is still considered an architectural icon to this day, with its elegant structure and sweeping aerofoil roofline. At 1.7km long, it’s also the longest airport in the world. It was intended to have a 50:50 split between international and domestic passengers but over the years its domestic use has dwindled, while there has been a substantial influx of international passengers. By 2016, the demographic makeup had shifted to an 80:20 split. As a result, the international areas had become severely undersized, and long queues were commonplace.

POPULOUSの設計により、関西国際空港は既存のインフラを最大限に活用し、コスト効率よく商業収益を最大化することで、長期的な成長を確保できるようになります。 この大規模リノベーション工事は、空港の施設運用に支障をきたさないよう段階的に進め、2025年開催の大阪・関西万博までに完成する予定です。 近代的な空港におけるエクスペリエンス（旅客体験）は、都市が観光客の印象を形成する上で最も重要な機会の一つです。 世界中の空港は今や、乗客と都市を真に結びつける21世紀の新しい鉄道駅となっています。

POPULOUSは関西空港の要望に応えるために大胆な新アプローチを提案し、ターミナルを次のように再設計します。

• 国際線輸送能力を25%アップさせ、年間旅客数を1,940万人から最大3,000万人まで増加
• 国際線出発ラウンジおよび商業施設を60％増加
• 旅客の体験と気分に基づいた世界初の店舗レイアウトを導入
• シームレスな旅客処理の体験を実現
• 旅の第一歩となる、空港到着時の感動体験を提供

POPULOUSは、施設運営者、エンドユーザー、主要ステークホルダーと連携しながら、その場所独特の精神を反映し、体験型で本物志向の革新的空港設計ソリューションを提供します。設計において重要なのは、運用機能、インターモーダル性（複合一貫輸送性）、旅客の利便性とアクセス性、サステナビリティを基盤にすることです。

日本第二の都市圏である関西エリアの玄関口として、関西国際空港は日本にとって極めて重要な空港です。工事は、空港運用の混乱を最小限に抑えるため、2018年から6年間にわたり段階的に行われる予定です。東京オリンピック2020で予想される交通量の増加に対応するため、乗客処理改善の初期作業がすでに始まっています。

POPULOUSが率いる設計チームには、プロジェクトチームの活動期間を通じて、さまざまな店舗や計画のコンサルタントが参加してきました。