ボールパーク フューチャー フォーラム 2025

Nippon Seinenkan Hotel 4-1 Kasumigaoka-machi, Shinjuku-ku Tokyo 160-0013, Japan
"ボールパーク
フューチャー
フォーラム2025"

ボールパークの将来像

私たちのグローバルな野球のエキスパートとアジアを拠点とするデザイナーやアドバイザーが、国際的な技術力とアジアの文化的観点も含め、未来のボールパークをテーマにフォーラムを実施いたします。チーム、会場オーナーやオペレーターが、ファンが集い、チームを応援するための目的に合った空間を、今後数十年にわたってどのように創造し提供できるかを考察します。

ボールパークの将来像

  • セッション 01 – デザイン(ボールパークの進化)

    セッション 01 – デザイン(ボールパークの進化)

    ボールパークデザインの歴史と進化を分析し、将来のトレンドと世界中の次世代ボールパークの発展について議論します。

    モデレーター:
    ブレット ワイトマン
    シニアプリンシパル&グローバルディレクター Populous

    パネリスト:
    デビッド クロムウェル|シカゴ・カブス 執行副社長兼最高執行責任者(COO)
    2018年にオペレーション担当上級副社長としてカブスに入社し、2024年に最高執行責任者(COO)に就任しました。 カブスの本拠地である、リグリー・フィールド・キャンパスのイベントサービスや安全対策を初めとする施設運営を統括しています。 カブス入社前は、シーワールドで20年間勤務し、直近ではバージニア州のブッシュ・ガーデンズおよびウォーターカントリーUSAのパーク社長を歴任しました。

    岩村 明憲氏(いわむら あきのり)
    元メジャーリーガー/福島レッドホープス球団代表取締役会長
    略歴:宇和島東高等高校-ヤクルト(1997〜2006年)タンパベイ・デビルレイズ(2007〜2009年)-福島ホープス(2015年~)
    元MLB選手で日本のプロ野球でも活躍し、WBC初優勝やタンパベイ・ デビルレイズのリーグ優勝に貢献。引退後は福島ホープスで選手兼監督として地区優勝に導き、日米の野球場の魅力を語ります。

    篠原 一郎氏(しのはら いちろう)
    順天堂大学スポーツ健康科学部 特任教授
    野球殿堂博物館維持会員や東京六大学野球連盟公式記録員として、
    野球界の発展に貢献し続けるエキスパート。

    バイロン チャンバース
    シニア プリンシパル&Head of Baseball Design - アメリカ, Populous
    スポーツ施設のデザイン分野で20年以上にわたるリーダーシップと実績を活かし、アスリートのパフォーマンス向上とファンがスタジアムで過ごす体験の価値を高める空間のデザインを提供しています。

  • セッション 02 – 商業(データを用いたデザイン)

    セッション 02 – 商業(データを用いたデザイン)

    世界で最も成功した会場のデータを評価し、優れた計画とデザインがどのようにしてダイナミックで機能的かつ記憶に残る体験を生み出すかを議論します。

    モデレーター:
    ジェームス スミス
    シニア プリンシパル&ディレクター - APAC, Populous

    パネリスト:
    松永 裕司氏(まつなが ゆうじ)
    ニールセンスポーツジャパン株式会社代表取締役
    国内外のビジネス戦略、スポーツマーケティング、デジタルメディアの分野で 要職を歴任し、豊富な経験と鋭い洞察力で常に新しい価値を創造し 続ける多才 なプロフェッショナル。

    ティム アロースミス
    ペプシコ・アジア| デザイン ディレクター
    アジアで最も経験豊富なデザインディレクターの一人で、ファンとつながる製品やブランドのデザインにおいて豊富な知識を持っています。

    井原摩子(いはらまこ)
    シニアプリンシパル|日本事業統括代表 – Populous
    ブランド、広告、スポーツ・エンターテインメント関連領域に精通し、市場調査や各種分析に基づくアプローチにより、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会などアイコニックな国際的イベントや、アジア全域のさまざまな主要スポーツ・エンターテインメント会場計画を長年にわたり支援しています。

  • セッション 03 – 多目的(デザイン + 商業)

    セッション 03 – 多目的(デザイン + 商業)

    会場の変化する風景と、持続可能性、技術、コミュニティエンゲージメント、ホスピタリティの提供がどのように進化して、365日稼働する会場を作り出し、ゲームデーの体験を向上させるかを検討します。

    モデレーター:
    ニコラス マリヨン
    Head of Baseball Design - APAC, Populous

    パネリスト:
    皆川 裕氏(みながわ ゆたか)
    株式会社さいたまアリーナ 営業部 課長
    さいたまスーパーアリーナと東京2020オリンピックで同会場での主要な運営を 指揮した、豊富な経験を持つベニュー運営管理と事業開発のプロフェッショナル です。

    森本 英治氏(もりもと えいじ)
    コトブキシーティング株式会社 執行役員EAS事業部 事業部長
    国内外のスポーツ・エンターテイメント施設での豊富な知見を活かし、シーティングの販売と維持管理を通して、観戦体験とホスピタリティの価値向上に努めています。

    峰岸将之(みねぎし まさゆき)
    三井物産株式会社 中国ウェルネス事業統括
    スポーツビジネスの産業化に向けてスポーツチームを中心に据えたスタジアム・アリーナ事業を行っております。スタジアム・アリーナのコンセプト作りから収益化の検討、運営まで含めた事業モデル全体の構築を関係者・パートナーの方々と作り上げていきます。

    グレッグ シャーロック
    プリンシパル & シニア アーキテクト - Populous
    30年に渡り世界中のアイコニックな会場の設計を手掛けた実績を有するシニアデザインディレクター。先進的なアプローチによるスポーツ・エンターテインメント施設設計により、ベニュー全体におけるエクスペリエンスを最大化させ、固有の雰囲気とパフォーマンスを調和させた世界最高峰の会場の創造を支援し続けています。

実績

  • 昌原NCパーク

    昌原NCパーク

    POPULOUSは2015年のデザインコンペティションで優勝し、韓国の昌原市野球場の設計を手がけました。2019年3月にオープンした新球場は、KBOのプロ野球チーム、NCダイノスの本拠地です。

  • 台北ドーム

    台北ドーム

    台北ドームは、台湾初の複合用途統合施設であり、台湾の首都、台北市の中心部に位置する4万人収容の屋内野球場です。

  • 蚕室スポーツMICE複合施設

    蚕室スポーツMICE複合施設

    1988年のソウルオリンピックの跡地再開発のマスタープランとコンセプトデザインのアーキテクト として、POPULOUSはソウル特別市から選定されました。35ヘクタールの敷地は、スポーツ、会議、エンターテイメントの世界有数の目的地として生まれ変わり、蚕室スポーツMICE複合施設と名付けられました。

  • カムデン・ヤーズ/オリオール・パーク

    カムデン・ヤーズ/オリオール・パーク

    1990年代初頭まで、メジャーリーグの球場は複数のスポーツ競技が利用できる施設が主流でした。30年前、この球場設計のモデルを一新させたのがPOPULOUSでした。

  • ペトコ・パーク

    ペトコ・パーク

    カリフォルニアの海岸は、海と空、そして美しい自然に恵まれた環境です。1990年代後半にサンディエゴ・パドレスは、この街に新しい球場を建設する計画を立てる際、この地域の特徴を念頭に置いていました。かつてカムデン・ヤードがスポーツスタジアムに革命をもたらしたように、従来の概念にとらわれることなく、スポーツスタジアムに革命をもたらすような新しい球場のコンセプトを開発しました。

  • ヤンキースタジアム

    ヤンキースタジアム

    1923年に建設された最初のヤンキースタジアムは、スポーツ界を象徴する建造物のひとつでした。2000年代初頭に老朽化が目立ち始めた際、POPULOUSは単なる代替案ではなく、新たにアメリカを象徴する建造物の設計という課題に挑みました。

  • シティ・フィールド

    シティ・フィールド

    ブルックリン・ドジャースとニューヨーク・ジャイアンツの両チームがニューヨーク市から去った後、両チームに代わるチームとして創設されたメッツは、クイーンズ区にあるシェイ・スタジアムを本拠地としていました。
    ポピュラスが手掛けた新球場シティ・フィールドは、傾斜のある座席により以前のシェイ・スタジアムよりもずっと間近で選手の動きを見ることができるようになりました。また、約半数の座席が下層階のコンコースに設けられたことで、選手と観客の距離がぐっと縮まり、ついにメッツとファンにとって理想的な本拠地が誕生したのです。

  • ターゲット・フィールド

    ターゲット・フィールド

    POPULOUSのデザイナーたちがミネアポリス市街の歴史ある倉庫街に位置するターゲット・フィールドの敷地を初めて訪れた際、球場設計の可能性についてこれまでにない斬新な考えをひらめきました。4万人規模の球場の機能すべてを、既存のメジャーリーグ球場総数の9割5分に比べて面積がより縮小規模である8エーカーの敷地に収める試みは、POPULOUSの設計チームとミネソタ・ツインズの大胆な発想によって実現しました。

  • スローン・パーク

    スローン・パーク

    POPULOUSとカブスとの関係は20年以上に及びます。POPULOUSはリグレーフィールドと、カブスのかつての春季トレーニング施設であるホホカムスタジアムの改修設計を手がけました。これらの球場の改修にあたっては、1万5千人収容の球場設計に加え、商業・小売開発、公共公園、広場を含む周辺地域のマスタープランも手がけました。

  • トゥルーイスト・パーク

    トゥルーイスト・パーク

    野球ファンが球場での体験に寄せる期待は、試合の時間そのものだけではなく試合前後の時間にもますます重点が置かれるようになっています。この点を考慮し、ポピュラスはアトランタ・ブレーブスの新本拠地を、誰もが楽しめる要素が備わった、いつまでも時間を過ごしたくなるような、アメリカ南部の人気スポットとなるよう設計しました。

  • MLBアット・フィールド・オブ・ドリームス

    MLBアット・フィールド・オブ・ドリームス

    POPULOUSは1989年の野球映画『フィールド・オブ・ドリームス』の舞台となった球場の横で行われたMLBによる歴史的試合のイベントプランニングとマスタープランを主導し、映画の撮影舞台と新球場のデザインをリンクさせ、MLBがイメージした夢の舞台を現実のものとしました。 6年の歳月をかけて企画されたこのイベントは、ニューヨーク・ヤンキースとシカゴ・ホワイトソックスのレギュラーシーズンでの対戦で思いがけない展開と盛り上がりを見せ、イベントのハイライトとなりました。

  • ロジャーズ・センター

    ロジャーズ・センター

    トロント・ブルージェイズは、ファン体験の向上と世界レベルの選手用施設の開発に焦点を当てた一連の段階的大規模改修計画を通じて、ロジャース・センターをスタジアムからボールパークへと変貌させるためPOPULOUSと連携し、民間資金による総額3億ドルの改修工事を複数年にわたって実施しました。

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    スポーツは人々を結びつけ、国境を超えるものです。スポーツのルールは、世界中どこにいても 共通の言語のような役割を果たします。しかし、スポーツにおける競技用フィールドのサイズは 国際基準で統一されている一方で、ファンのエクスペリエンスは必ずしも同じではありません。特にアジアでは、POPULOUS が野球などのグローバルなスポーツを展開する場所において、各地 域に根ざした独自のエクスペリエンスを提供しています。

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    執筆者: ニコラス マリヨン

2025MLBワールドツアー東京シリーズ開催期間中、ぜひフォーラム会場にてお会いしましょう。

11 items.
  • Hokuto Fukushima Associate Principal - Senior Architect - 1st Class Architect Tokyo
  • Shion Go Associate, Project Architect Osaka
  • Mako Ihara Senior Principal, Head of Business - Japan Tokyo
  • Jack Kato Principal, Design Manager, Architect Tokyo
  • Henry Turner Senior Associate, Project Manager | Architect (RIBA) Tokyo
  • Seungho Lim Associate Principal, Architectural Designer - Parametric Tokyo
  • Nicholas Malyon Associate Principal, Senior Architect Brisbane
  • Greg Sherlock Principal, Senior Architect Kansas City
  • Byron Chambers Senior Principal, Design Director Dallas
  • James Smith Senior Principal | Director - APAC Brisbane
  • Brett Wightman Senior Principal | Director - APAC Singapore

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